債権投資について学ぼう!
債券と投資信託の違い
資産運用の方法は色々ありますが、その中には債券や投資信託があります。債券は資金調達を目的に発行されるもので、国債も国が発行している債券になります。
償還日があらかじめ決まっており、償還日が来ると利息がついた金額が手元に戻ってきます。最初から償還される金額が決まっているので、リスクが少ないのが特徴です。ただし、その分大きな利回りは期待できません。
それに対して投資信託は、様々な金融商品が組み合わさっているものになります。日本で販売されているものは数千種類にも上り、商品ごとに特徴が異なります。
例えば、日本株式を中心に組み合わせてあるものもありますし、先進国の債券を中心にしている商品もあります。違いは利回りにあり、高い利回りが期待できるものも多いです。しかし、運用が上手くいかなかったりすると損失が出てしまうなどリスクもあります。
また、少ない資金であっても分散投資が出来るというメリットも上げられます。
債券型の投資信託で期待できる運用利回りとは
安全性を重視する個人投資家は、資産運用をするときにも債券をメインにポートフォリオを構築しています。
また積立購入がしやすいので、債券型の投資信託の人気も上昇中です。しかし低金利が続く中で、国債などで運用するファンドの利回りは急激に低下しつつあります。
特に格付けの高い先進国の国債などで運用する商品は、期待できる利回りが限りなくゼロに近づいています。投資対象を新興国の国債などに変えると、比較的高いパフォーマンスを期待することが可能です。
更に格付けが低いハイイールド債のファンドであれば、大きな収益を実現することもできます。年金の代わりに利息収入を受け取りたいときには、分配金が出るタイプの商品を選ぶ方法があります。毎月分配型の投資信託は、特に年金収入を補いたいと考える人にも適しています。 一方で長期保有を考えている人は、無分配型のインデックスファンドを選ぶのが一般的です。指数に連動するファンドは低コストであり、資産形成をしたい人にも手ごろです。